愛すべき日本文化の「お風呂・銭湯・温泉」とは

お風呂のメリットとは 入浴のメリット・デメリット

日本人にとっては至極当然の文化である”入浴”ですが、外国では浴槽でゆっくり湯に浸かることはほとんどありません。それどころか最近では浴槽のないシャワーだけの浴室も少なくありません。

では日本人の大好きなお風呂にはどんなメリット・効果があるのでしょうか。

お風呂のメリット

体温上昇:お湯に浸かり温まることで体温が上昇します。身体の中で起こる代謝などは化学反応です。これらの反応は温度が高くなるとより活性化するため、基礎代謝がよくなったり、免疫力がよくなります。

リラックス:こちらは精神的な部分になりますが、お風呂に入る入らないでかなりストレスの蓄積具合は変わってきます。また、身体的にも神経拡張作用・血行促進・筋肉や関節のほぐれなどによって疲れをとってくれます。身体にかかる水圧も血液・リンパの流れを助ける役割があります。

血流改善:上にも書きましたが、水圧や温度上昇により血流がよくなります。しかし、心臓や血管には相応の負担がかかりますので、長すぎかつ熱すぎる入浴は注意が必要です。また、血流の改善は栄養分の分配にも役に立つため、筋トレ後であれば筋肉の付きにも影響するでしょう。

清潔感:これはお風呂に入る最大の目的になっているかもしれませんが、体を洗うことでその日の汚れ・匂い・汗などを洗い流すことができます。それによって清潔感が保たれます。

お風呂のデメリット

強いてデメリットを挙げるとすると、時間とお金がかかることや身体的な危険が伴う危険性があることです。

時間:文字通り時間がかかります。丁寧に頭・体・顔を洗い、その後入浴しているとすぐに30分経過してしまいます。また、沸かす時間もかかるため以外に時間を使ってしまいます。

水道代・ガス代:お風呂を沸かすためのガス代と水道代は必然的にかかってしまいます。

お風呂の危険性

ヒートショック現象:温度差の激しい場所に立ち入った際に血圧の変化が起こり、脳卒中や心筋梗塞を引き起こす可能性もある。浴室→脱衣所など温度の変化には要注意!

のぼせる:温かいお風呂に浸かり続けると血流が促進され、その状態でお風呂から上がることで手足に血液がどんどん流れて、結果として脳に血液が足りなくなりくらくらすること。ふらつくことで転倒しケガにつながることも。

お風呂に入らないとどうなる?

不潔・悪臭:お風呂に浸からない方でも流石にシャワーで身体は洗うと思いますが、洗わない場合は最悪です。不衛生の塊となり、悪臭や汚れが目立ち、清潔感は消え去るでしょう…

免疫力低下:お風呂に浸かることでメリット①にも書きましたが、体温上昇によって免疫力が上がります。逆に身体が冷えたままでは免疫力も低下していきますので要注意です。

そもそも外国にお風呂はあるの?

外国では入浴する文化はほとんどありません。基本的にはバスタブ内に立ち、シャワーで体を洗い流すだけになります。しかし、温泉に関しては日本以外にも火山帯に位置する国が「温泉大国」として知られています。特にヨーロッパ各国では古くから温泉が利用されていますので、それによって温泉療法などの研究も進んでいます。

まとめ

日本人の誇りでもある入浴文化のメリット・デメリットをまとめてみました。

やはり私個人としては入浴するの一択といった気がしますが、中にはシャワーだけという方も多いかと思います。ですが、疲れた時やデートの前など大切な時間でぜひ入浴してみてほしいです。

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